なぜ目が回るとふらふらするの?
まず、答え
体のかたむきを感じる、耳の奥の器官(三半規管)の中の液体が、回ったあともしばらく動き続けて、「まだ回っている」と脳に伝えるからです。目で見える景色と食いちがって、ふらふらします。
どうして?
耳の奥に、液体の入った三半規管という管があります。体が回ると、中の液体も動いて、脳に「回っている」と伝えます。ぐるぐる回って急に止まると、液体はすぐには止まらず、しばらく動き続けます。すると、体は止まっているのに、「まだ回っている」と脳が感じます。でも、目は「止まっている」と伝えるので、情報が食いちがい、ふらふらしたり、気持ち悪くなったりします。
もう一歩
これは、乗り物酔いと同じで、目と耳の情報の食いちがいが原因です。三半規管の液体の動きが、実際の動きより遅れて止まるために起きます。しばらくじっとしていると、液体が落ち着いて、ふらふらは治まります。フィギュアスケートの選手が、回転しても目を回しにくいのは、頭の向きや目の動かし方を訓練しているからです。
へぇ、となる話
目を回したあと、景色が反対に流れて見えることがあります。これは、脳が「まだ回っている」と勘ちがいして、目を戻そうと動かすためです。体は、耳の奥の水の動きに、けっこう正直に反応しているのです。
身のまわりの同じしくみ
ぐるぐる回る遊び、遊園地のコーヒーカップ、回ったあとのふらつき。どれも、耳の奥の液体の動きが関わっています。