パスワードは、なぜ大切なの?
まず、答え
パスワードは、あなたの大切なものを守る「カギ」です。家のカギを、知らない人にわたさないのと同じで、パスワードも、人に教えたり、かんたんに当てられたりしてはいけません。強いパスワードを作り、大切に守ることは、ネットの世界で自分を守る、いちばんの基本です。
どうして?
ネットには、あなただけのもの(メッセージ、写真、ゲームのデータ、お金に関わること)がたくさんあります。それらを、あなた以外が勝手に開けないように守っているのが、パスワードです。
もし、パスワードを人に知られたら、その人はあなたのふりをして、勝手にメッセージを送ったり、データを消したり、買いものをしたりできてしまいます。だから、家の玄関のカギと同じくらい、パスワードは大切なもの。「たかがパスワード」ではないのです。
もう一歩
強いパスワードには、コツがあります。まず、当てられやすいものを避けること。名前、誕生日、「123456」「password」のような、だれもが思いつくものは危険です。長くて、いろいろな文字(大文字・小文字・数字・記号)を混ぜたものほど、破られにくくなります。自分だけが覚えられる、意味のない言葉のつなぎ合わせなどが、おすすめです。
そして、大事なルールがあります。パスワードは、だれにも教えない。友だちにも。同じパスワードを、あちこちで使い回さない。ひとつがもれると、全部が危なくなるからです。パスワードを聞き出そうとするメッセージ(「確認のため教えて」など)は、本物のふりをしたわなのことが多いので、絶対に答えないこと。管理がむずかしければ、大人に相談して、安全な管理の方法を教えてもらいましょう。パスワードを守ることは、めんどうに見えて、じつは、いちばん確実な自己防衛なのです。
へぇ、となる話
世界でいちばん使われてしまっている「弱いパスワード」は、「123456」だといわれます。かんたんで覚えやすいものは、わるい人にとっても、いちばん最初に試す当てやすいもの。覚えやすさと、安全は、正反対なのです。だから、少し覚えにくいくらいのパスワードが、ちょうどよい強さになります。
身のまわりの同じしくみ
家のカギ、自転地球が自分でくるくる回ること。昼夜のもと。車のかぎ、日記のかぎ、宝箱の合言葉。どれも、大切なものを守るために、自分だけが開けられるようにするしくみです。パスワードは、その「ネット版」なのです。