自由研究のはじめかた
「なぜ?」を1つえらんで、調べて・やってみて・まとめる。それが自由研究です。
このページは、テーマ選びからまとめまでを4つのステップで案内します。おもに小学4〜6年生向け。まよったら、まずテーマ例から気になるものを選んでみましょう。
4つのステップで進める
- テーマを選ぶ
気になる「なぜ?」を1つ。身のまわりで、くらべられる・ためせるものがおすすめ。下のテーマ例からえらんでもOK。
- 調べる
記事を読んで、しくみを知り、予想を立てる。「条件をそろえてくらべる」と、結果がはっきりします。
- やってみる
観察・実験して、写真・スケッチ・数字で記録する。思ったとおりにならなくても、その記録が宝物です。
よみもの:観察日記の、じょうずなつけ方は?・「予想して、たしかめて、よくする」って、どうしてうまくいくの?・石や葉っぱの標本を、作ってみよう
手を動かすヒント:やってみよう(実験・工作あつめ)
- まとめる
問い→予想→方法→結果→わかったこと→次の疑問の順に、1枚にまとめる。下のシートがそのまま使えます。
よみもの:研究や工作の、まとめ方・伝え方は?
じっくり進めたい人は:夏休みの自由研究・工作コース
テーマ例からさがす
記事で「調べて」、リンク先で「やってみる」。1〜2週間でできるものを、分野べつに集めました。
物理5
- なぜ磁石は、くっつくの?
どんな物がじしゃくにつくか、家じゅうを調べて表にする
- なぜ冬にドアノブでパチッとなるの?
こすり方や天気で、静電気の起きやすさをくらべる
- なぜ雨あがりに虹が出るの?
水ときりで、にじを自分で作れるか試す
- なぜ片足でも、立っていられるの?
目を open/close で、片足立ちの時間をくらべる
- なぜ雪は白くてふわふわなの?
雪や氷を虫めがねで見て、形をスケッチする(冬)
化学6
- なぜ、塩や砂糖は水にとけるの?
水の温度で、塩のとける量がどう変わるか調べる
- なぜ切ったりんごは、茶色くなるの?
レモン・塩水・水で、りんごの茶色くなり方をくらべる
- なぜ、ふくらし粉を入れるとお菓子がふくらむの?
ふくらし粉の量を変えて、ふくらみ方をくらべる
- なぜ雪道に塩をまくと、とけるの?
塩・さとう・なにもなし で、氷のとけ方をくらべる
- 水晶や塩は、なぜきれいな形になるの?
塩やミョウバンの結晶を育てて、形を観察する
- すっぱい、にがいってなに?(酸とアルカリ)
むらさきキャベツ液で、身近な液の色の変化を調べる
地学6
- 雲にはいろいろな種類があるってホント?どう違うの?
毎日、空の雲を写真にとって種類を見分ける
- 雲はどうやってできて、どうやって消えていくの?
雲ができる朝と消える午後を、時間ごとに記録する
- なぜ海辺の石は、まるいの?
上流と下流で石の丸さをくらべる(川・海)
- 河原の石を見分けるには?石ひろいのたのしみ方
河原の石を集めて、種類ごとに分けて標本にする
- 地層ってなに?しま模様は、何を教えてくれるの?
がけや切り通しの地層を、写真とスケッチで記録する
- 季節が変わると、気候や気温が変わるのはなぜ?
同じ場所の日なたの温度を、朝昼夕で1週間はかる
宇宙・天体4
- なぜ空に、星座があるの?
同じ時刻の星空を、日をあけてスケッチし動きを見る
- なぜ月は形が変わるの?
毎日同じ時刻に月を観察し、形の変化を記録する
- 惑星ってなに?星とどうちがうの?
惑星の大きさ・きょりを、身近な物でたとえて表す
- 流れ星ってなに?なぜ流れるの?
流星群の夜に、見えた数と時間を記録する
生物6
- なぜ秋の葉っぱは赤や黄色になるの?
紅葉する木・しない木を集めて、色の変化をくらべる(秋)
- なぜ葉っぱは緑なの?
日なたと日かげの葉の色・大きさをくらべる
- 北海道で見られる虫と、その見分け方
見つけた虫を写真にとり、種類と場所を地図にする
- 北海道で季節に見られる、野の花と見分け方
咲いている野の花を、季節ごとに記録して見分ける
- なぜセミは夏に一斉に鳴くの?
セミの鳴く時間・気温・種類の関係を記録する(夏)
- カビってなに?
パンを置く場所を変えて、カビの生え方をくらべる
かず・かたち4
- なぜ蜂の巣は六角形なの?
身のまわりの六角形をさがして、なぜ六角形か考える
- きまり(パターン)を見つける力ってなに?
まつぼっくりや花のならびに、きまりを見つける
- なぜ体や顔は、左右対称なの?
葉・虫・建物の左右対称を集めて分類する
- 平均ってなに?ほんとうに「ふつう」を表してるの?
家族の歩数や気温をはかり、平均と「ふつう」を考える
もっとさがす:記事一覧(分野・シャッフル) / ジャンル / テーマ
この6つの順にうめていくと、そのまま自由研究のまとめになります。画面のまま書いても、印刷して手書きしてもOK。
- 1. 問い(なにを、しらべた?)
- 2. 予想(どうなると思った? どうしてそう思った?)
- 3. 方法(どうやって、しらべた? つかった物)
- 4. 結果(どうなった? 写真・図・数字で)
- 5. わかったこと(予想と、くらべてどうだった?)
- 6. 次の疑問(もっと知りたくなったこと)
先生・おうちの人へ
- 子どもが気になるテーマを自分で選び、自分のペースで進められるよう作っています。テーマ例→記事→やってみよう→まとめシート、の順に案内するとスムーズです。
- 正解を教えるより、「予想して、たしかめて、くらべる」過程を大切にしています。うまくいかない結果も、りっぱな記録として扱えます。
- まとめシートは印刷して配れます。班活動なら、1テーマを数人で分担して調べるのもおすすめです。
- タブレットへの追加・教室での使い方は アプリとして使う をご覧ください。登録や個人情報の入力は不要です。
黒板やスクリーンにうつして、子どもがカメラでよみとれば、すぐに開けます。おたよりへの印刷にもどうぞ。