地層ってなに?しま模様は、何を教えてくれるの?
まず、答え
地層は、砂・どろ・火山灰などが、長い年月をかけて下から順に積み重なってできた、しま模様です。下ほど古く、上ほど新しいので、地層を読むと、その土地の昔のようすが分かります。
どうして?
川や海の底には、水が運んだ砂やどろが、少しずつ積もっていきます。季節や大雨、火山の噴火など、そのときどきで積もるものの色やつぶの大きさが変わるので、しま模様になります。
長い時間でおし固められると、かたい石(たい積岩)になります。そして大地が持ち上がったり、川がけずったりすると、がけや切り通しで、そのしま模様が顔を出すのです。
もう一歩
地層は「地面のカレンダー」です。ふつうは下の層ほど古く積もったもの。だから積み重なりの順番が、時間の順番になります。
はなれた場所の地層をくらべるときは、目印を使います。同じ噴火でふった火山灰の層や、ある時代だけにいた生きものの化石大昔の生きものやその跡が、うもれて残ったもの。は、「この層は同じ時代」というしるしになります。地層が波のように曲がっていたり(しゅう曲)、ずれていたり(断層)したら、大地に大きな力がかかった証拠です。
石狩川ぞいのがけや、山を切り開いた道路の切り通しでも、地層は観察できます。しま模様をたどると、そこが昔、海だったのか、火山が近かったのかまで、読み取れます。
へぇ、となる話
がけのしま模様は、何万年もつづった日記のようなものです。1本の地層をていねいにたどれば、当時の気候や、噴火した火山、そこにいた生きものの化石にまで出会えます。地面は、めくれない本のページのように、過去を積み重ねているのです。
身のまわりの同じしくみ
道路わきの切り通しのしま、地層のバウムクーヘン、工事で掘った土のサンプル、しま模様の入った石。積み重なりが時間を記録するのは、木の年輪とも似ています。