河原の石を見分けるには?石ひろいのたのしみ方
まず、答え
河原の石は、色・つぶの大きさ・かたさ・しま模様・重さ・じしゃくにつくか、といった手がかりで見分けられます。1つずつよく観察して、「これはどの仲間かな?」と当てはめて考えるのがコツです。
どうして?
石の種類は、でき方でちがいます。つぶが大きくてキラキラ見える石は、地下でゆっくり冷えてできた仲間。つぶが見えないほど細かい石は、急に冷えたか、どろが固まってできた仲間。しま模様がある石は、層が積もったか、地下で強い力を受けた仲間です。
だから、つぶや模様をよく見るだけで、その石がどうやってできたのかを、想像できるのです。
もう一歩
観察には、おすすめの順番があります。
まず、石をぬらして本当の色を見ます。つぎに、虫めがねでつぶ(結晶)が見えるかどうかを確かめます。それから、つめや別の石でひっかいて、かたさをくらべます。しま模様や、まざっているつぶの種類も見ます。手に持って重さを感じ(金属の鉱物決まった成分と形をもつ、天然のつぶ。をふくむ石はずっしり重い)、じしゃくを近づけます(磁鉄鉱をふくむ石はくっつきます)。
大事なのは、名前を当てることより、「たぶんこれは○○だ」と予想して、たしかめる、をくり返すことです。そうしているうちに、だんだん石を見る目がきいてきます。名前が分からない石は、写真と拾った場所をメモしておくと、あとで図鑑や博物館で調べられます。
へぇ、となる話
プロの地質学者も、使う道具はとてもシンプルです。ルーペ(虫めがね)と、石を割るハンマー、それにうすい薬品を1てき(石灰岩にかけるとあわが出る)。特別な機械よりも、まず「よく見る目」が武器なのです。あなたも、河原で立派な石の研究者になれます。
身のまわりの同じしくみ
河原や海辺の石ひろい、鉱物の採集、庭や公園にしかれた石、博物館の岩石の標本全体から選んだ一部。うまく選べば全体がわかる。。同じ「観察して見分ける」やり方は、葉っぱや虫、雲を見分けるときにも使えます。