なぜ石には、いろんな色があるの?
まず、答え
石の色は、その石にふくまれている鉱物決まった成分と形をもつ、天然のつぶ。や、鉄・銅などの成分で決まります。ほんの少し成分がちがうだけで、同じ種類の石でも色が変わります。
どうして?
石は、いろいろな色の鉱物のつぶが集まってできています。白っぽい石英、うすいピンクの長石、黒くきらめく雲母。こうしたつぶの混ざり具合で、石ぜんぶの色が決まります。
さらに、石にふくまれる鉄などがさびると、赤茶色になります。河原の石が茶色っぽいのは、こうしたはたらきのことが多いです。
もう一歩
色の主役は、ほんの少しだけふくまれる金属です。鉄は赤・緑・黒、銅は青や緑の色をつくります。同じ石英でも、まざりもののちがいで、うす紫のアメジストや、黄色いシトリンになります。
石の表面は、長い間、空気や水にふれてさびたり変わったりするので、割ってみると中と表面で色がちがうこともあります。また、河原の石がぬれるとあざやかに、乾くと白っぽく見えるのは、水のうすい膜が光の反射を変えるからです。
へぇ、となる話
河原でひろったときはきれいだったのに、家に持ち帰ったら白っぽくなってがっかり。これは石がよごれたのではなく、水の膜がなくなったからです。霧吹きで少しぬらすと、また本来の色がよみがえります。
身のまわりの同じしくみ
赤いレンガ(鉄の色)、十円玉や銅像の緑(銅の色)、宝石のかがやき、絵の具のもとになる鉱物の粉。色のもとをたどると、石や鉱物にいきつきます。