宝石ってなに?どうやってできるの?
まず、答え
宝石は、地下のふかいところで、長い時間をかけてできた、とくにきれいで、かたくて、めずらしい鉱物決まった成分と形をもつ、天然のつぶ。です。ダイヤモンド、水晶、ルビーなどが宝石のなかまです。
どうして?
石をつくる鉱物のなかでも、透きとおってきれいで、かたくて傷つきにくく、数が少ないものが、宝石とよばれます。
宝石は、地下の熱や強い力、水にとけた成分が、とてもゆっくり固まってできます。時間をかけて育つほど、大きくてきれいな結晶(鉱物のきれいな形)になります。だから宝石は、めったに見つからないのです。
もう一歩
ダイヤモンドは、地下のとても深いところの、高い温度と圧力で、炭素が固まってできます。おどろくことに、鉛筆のしんも同じ炭素なのに、原子の並び方がちがうだけで、世界一かたい宝石と、やわらかいしんに分かれます。
ルビーとサファイアは、じつは同じ鉱物(コランダム)で、ほんの少しふくまれる金属のちがいで、赤くなったり青くなったりします。水晶は、石英という鉱物が大きな結晶に育ったものです。
宝石のかたさは、モースこうどという10段階のものさしではかります。ダイヤモンドは最高の10。ものさしどうしでひっかいて、どちらが傷つくかで、かたさをくらべます。
へぇ、となる話
ダイヤモンドと鉛筆のしんは、どちらも炭素だけでできています。ちがうのは、原子の並び方だけ。それだけで、世界一かたい宝石にも、紙に字を書けるやわらかいしんにもなります。並び方の力は、とても大きいのです。
身のまわりの同じしくみ
指輪やネックレスの宝石、時計の中で使われる人工のルビー、水晶の置きもの、そして鉛筆のしん。ぜんぶ、鉱物や結晶のなかまです。