石には、どんな種類があるの?どうやってできるの?
まず、答え
石(岩石)は、でき方でおおきく3つの仲間に分けられます。マグマ地下で岩がとけて、熱くなったもの。が冷えて固まった石、砂やどろが積もって固まった石、それらが地下の熱や力でつくり変えられた石です。どの石も、鉱物決まった成分と形をもつ、天然のつぶ。という小さなつぶが集まってできています。
どうして?
石は、生まれ方がそれぞれちがいます。
火山のマグマ(とけた岩)が冷えて固まると、かたい石になります。これが1つめの仲間です。
川や海の底に、砂やどろ、生きもののかけらが長い間つもって、おし固められると、また別の石になります。これが2つめの仲間です。
そして、できあがった石が、地下ふかくで強い熱や力を受けると、つぶの並びが変わって、ちがう石に生まれ変わります。これが3つめの仲間です。
だから、石狩川のような川の河原には、上流のいろんな山からけずれて運ばれた、いろんな種類の石が混ざっているのです。
もう一歩
3つの仲間には、それぞれ名前があります。
マグマからできた石を火成岩といいます。地下でゆっくり冷えると、つぶ(結晶)が大きく育った花こう岩に、地表で急に冷えると、つぶの細かい玄武岩になります。冷える速さが、つぶの大きさを決めます。
積もってできた石をたい積岩といいます。つぶの大きさで、れき岩・砂岩・でい岩に分けられ、貝やサンゴが積もると石灰岩になります。化石大昔の生きものやその跡が、うもれて残ったもの。が見つかるのは、たいていこの仲間です。
熱や力でつくり変えられた石を変成岩といいます。石灰岩が変わると大理石に、どろの石が変わるとしま模様の片岩になります。
そして、これらの石は、けずられて砂になり、また積もって石になり、地下でとけてマグマにもどる、というように、長い時間をかけてぐるぐるとめぐっています。石を見分ける手がかりは、色・つぶの大きさ・かたさ・しま模様の4つです。
へぇ、となる話
河原の石は、上流の山からとどいた「手紙」のようなものです。石の種類を調べると、その川の上流にどんな岩の山があるのかが分かります。ひとつの河原で、3つの仲間ぜんぶを拾えることもあります。
つるつるの白い大理石も、もとをたどれば石灰岩。さらにたどれば、大昔の海にいた貝やサンゴのかけらです。かたい石の中に、海の記憶が閉じこめられているのです。
身のまわりの同じしくみ
石垣やお墓の石(花こう岩)、チョークや貝がら(石灰)、鉛筆のしん、公園の砂利、ビルにはられたつやつやの石。どれも、石の仲間です。河原で拾った石も、この3つのどれかに当てはめて考えてみると、ぐっと詳しくなれます。