なぜ、塩や砂糖は水にとけるの?
まず、答え
水の粒が、塩や砂糖の粒を一つひとつ取り囲んでバラバラに引きはなし、水全体に散らばらせるからです。
どうして?
塩や砂糖のかたまりは、小さな粒がびっしり並んでできています。水をかけると、水の粒がそのすき間に入りこみ、表面の粒を引きはがして包みこみます。はがれた粒は水の中に散らばり、目に見えなくなります。これが「とける」ということです。とけても粒がなくなったわけではないので、水を蒸発させると、また出てきます。
もう一歩
水は、電気的にプラスとマイナスのかたよりを持つ粒で、塩のような物のプラス部分・マイナス部分をうまく引きつけてバラバラにします。だから水は、多くの物をよくとかします。ただし、油は電気のかたよりが小さく、水と引き合わないので、水にはとけません(洗剤はその橋渡し役です)。温度が上がると水の粒が活発になり、砂糖などはより多くとけます。あたたかい紅茶に砂糖がよくとけるのは、そのためです。
へぇ、となる話
海の水がしょっぱいのは、長い時間をかけて陸の岩から塩の成分がとけ出し、川で運ばれて海にたまったからです。
身のまわりの同じしくみ
砂糖が紅茶にとける、塩が料理になじむ、入浴剤が湯にとける。どれも、水が粒を取り囲んで散らばらせています。