なぜ洗剤で油汚れが落ちるの?
まず、答え
洗剤のつぶが、水となじむ側と油となじむ側の両方を持っていて、油を水にとかし込めるようにするからです。
どうして?
油と水は、そのままではまざりません。洗剤のつぶは、片方が水と仲良し、もう片方が油と仲良し、という変わった形をしています。油汚れに出会うと、油と仲良しの側が油にくっつき、水と仲良しの側が外を向きます。こうして油を小さなつぶで包み込み、水で流せるようになります。
もう一歩
この洗剤の成分を界面活性剤といいます。水になじむ部分と油になじむ部分の両方を持ち、油を細かいつぶにして水の中に散らします(乳化)。だから、水だけでは落ちない油汚れも、洗剤があれば落とせます。
へぇ、となる話
石けんも同じしくみです。マヨネーズが、油と酢(水)でできているのに分かれないのは、卵の成分が界面活性剤のはたらきをして、油と水を仲良くさせているからです。
身のまわりの同じしくみ
食器洗い、洗濯、シャンプー、マヨネーズやドレッシング。油と水を仲良くさせる場面はたくさんあります。