すっぱい、にがいってなに?(酸とアルカリ)
まず、答え
すっぱさのもとは「酸」、にがくてぬるぬるするもののもとは「アルカリ」という、正反対のせいしつをもつ仲間です。この2つは、身のまわりの化学のとても大事な分け方です。
どうして?
レモンやお酢がすっぱいのは、「酸」という性質をもっているからです。いっぽう、せっけん水がぬるぬるしてにがいのは、「アルカリ」という反対の性質だからです。酸とアルカリを混ぜると、たがいの性質を打ち消し合います。この「打ち消し合い」は、身のまわりでもよく使われています。
もう一歩
酸とアルカリは、水にとけたときのせいしつで分けられ、そのあいだの「ちょうど中間」を中性といいます。どちらの性質がどれくらい強いかは、リトマス紙や、ムラサキキャベツのしるなどで、色の変化として調べられます(酸性は赤っぽく、アルカリ性は青や緑っぽく変わります)。虫にさされてかゆいところに薬をぬると楽になるのも、胃が痛いときに薬を飲むのも、酸とアルカリで打ち消し合うしくみを使っています。すっぱい・にがいという身近な感覚の裏に、化学のきほんのルールがかくれているのです。
へぇ、となる話
ムラサキキャベツをゆでたしるは、酸を入れると赤やピンク、アルカリを入れると青や緑に色が変わります。おうちでできる、色が変わる実験です。
身のまわりの同じしくみ
レモンやお酢(酸)、せっけんや重そう(アルカリ)、虫さされの薬。どれも、酸とアルカリのせいしつを使っています。