よい「問い」って、どうやって作るの?
まず、答え
よい問いは、答えより大切なことがあります。「なぜ?」「本当に?」「もし〜だったら?」と問いを立てる力は、AIがなんでも答えてくれる時代に、いちばん人に必要な力です。
どうして?
AIや検索は、問いに答えるのは、とても得意です。でも、「何を問うか」は決めてくれません。よい問いがあれば、よい答えにたどりつけます。ぼんやりした問いからは、ぼんやりした答えしか出ません。だから、答えをさがす前に、「そもそも、何を知りたいんだっけ?」と、問いをみがくことが大切なのです。
もう一歩
よい問いの作り方には、コツがあります。ひとつめ、「なぜ?」を重ねる。「空は青い」→「なぜ青い?」→「なぜ青い光が散る?」と、一歩深く。ふたつめ、「本当に?」と疑う。「みんな言ってるけど、本当かな?」。みっつめ、「もし〜だったら?」と、じょうけんを変えてみる。「もし重力がなかったら?」。よっつめ、大きすぎる問いを、小さく具体的にする。「宇宙って?」より「なぜ夜空は暗い?」のほうが、たしかめやすい。そして、いちばん大事なのは、「あたりまえ」を、あたりまえで済ませないこと。問いは、あなたが世界に「もっと知りたい」と手をのばす、その一歩です。答えを覚える人より、よい問いを立てられる人が、これからの世界を前に進めます。
へぇ、となる話
大発見や大発明は、たいてい「みんなが見過ごしていた問い」から始まっています。答えを出した人より、その問いに気づいた人が、すごいのです。
身のまわりの同じしくみ
このサイトの記事も、ぜんぶ「なぜ?」という問いから始まっています。あなたが送ってくれる問いが、次の記事になります。よい問いは、みんなの学びをつくるのです。