「予想して、たしかめて、よくする」って、どうしてうまくいくの?
まず、答え
何かをうまくやりたいとき、「たぶんこうだ(予想)→ ほんとうかな(たしかめる)→ 次はこう直そう(よくする)」をくり返すと、だんだんうまくなります。勉強も、料理も、スポーツも、発明も、この同じくり返しでよくなっていきます。
どうして?
いきなり完ぺきにできる人は、ほとんどいません。でも、一回ごとに「どうだったか」をたしかめて、次に少し直せば、着実に前に進めます。あてずっぽうでやり続けるより、「予想 → たしかめる → よくする」の順にやるほうが、むだが少なく、はやく上手になります。
もう一歩
この3つのくり返しは、科学の進め方そのものです。ひとつめ、予想(推論・仮説)を立てる:「こうすればいいかも」と、理由をつけて考える。ふたつめ、たしかめる(検証):ほんとうにそうか、実際にやってみる・調べる・数える。みっつめ、よくする(改善):結果からわかったことをもとに、次のやり方を直す。大事なのは、うまくいかなくても「失敗」で終わらせないこと。「じゃあ次はどこを変えよう?」と考えれば、失敗は次をよくするための材料に変わります。エジソンが電球を、ライト兄弟が飛行機を作れたのも、このくり返しのおかげでした。1回でうまくいくかどうかより、「たしかめて、直す」を続けられるかが、いちばん大切なのです。
へぇ、となる話
このくり返しには、終わりがありません。プロの料理人も、一流の選手も、科学者も、今より少しよくしようと、ずっとこのループを回し続けています。だから、いつまでも成長できるのです。
身のまわりの同じしくみ
なわとびの練習、カレーの味つけ、ゲームの攻略、植物の育て方。どれも「やってみて、たしかめて、直す」をくり返すと、うまくなります。あなたの毎日は、小さな実験のくり返しなのです。