なぜ雪道に塩をまくと、とけるの?
まず、答え
塩を混ぜると、水が凍る温度が0度より低くなる(こおりにくくなる)からです。氷が塩にふれると、0度でもとけ始めます。
どうして?
ふつう、水は0度で凍ります。でも、塩を混ぜると、凍る温度が0度より下がります。だから、雪道に塩をまくと、0度くらいでは氷や雪がこおっていられず、とけていきます。とけた水にも塩がとけているので、また凍りにくくなります。こうして、道の氷がとけて、すべりにくくなるのです。
もう一歩
水に塩などをとかすと凍る温度が下がることを、凝固点降下塩などをとかすと、凍る温度が下がること。といいます。塩がとけると、水のつぶが規則正しくならんで凍るのを、じゃまします。だから、より低い温度にしないと凍りません。ただし、とても寒い日(マイナス十数度以下)には、塩をまいてもとけにくくなります。
へぇ、となる話
海の水が真冬でもなかなか凍らないのも、同じ理由(塩がとけているから)です。雪国では、この性質を使って、道路の凍結を防いでいます。
身のまわりの同じしくみ
雪道の凍結防止剤、凍りにくい海、氷と塩で作るアイスクリーム。凍る温度を下げています。