川の真ん中にある大きな岩は、どこから来たの?
まず、答え
多くは、大昔に上流の山からくずれ落ちて、川の水や土石流で今の場所まで運ばれてきた岩です。まわりの小さな石が流されても、大きくて重い岩は動かずに残ります。
どうして?
山では、雨や地震で岩がくずれることがあります。くずれた大きな岩は、大水や土石流のときに、ゴロゴロと川を下って運ばれます。ふだんの流れでは動かないほど大きいので、大水がおさまると、その場所にどんと残ります。まわりの砂や小石は流されていくので、大きな岩だけが川の真ん中に取り残されるのです。
もう一歩
こうして運ばれて残った大きな岩を転石といいます。とても大きな岩は、大昔の特別に大きな洪水や土石流でしか動きません。だから、川にある大岩は「昔ここで大きな水の力がはたらいた」しるしでもあります。岩の種類を調べると、上流のどこから来たのかも分かります。
へぇ、となる話
ふだんはびくともしない川の大岩も、何十年に一度の大洪水では動くことがあります。川の景色は、長い時間をかけて、少しずつ作りかえられているのです。
身のまわりの同じしくみ
川の真ん中の大岩、河原のゴツゴツした岩、ダムの上流にたまる石。どれも水が運んだあとです。