画面を見る時間は、どれくらいがいいの?
まず、答え
画面を見る時間は、「これ以上はダメ」という魔法の数字があるわけではありません。大切なのは、長さだけでなく、中身とバランスです。目や体を休め、ねる時間をけずらず、外遊びや人との時間も大事にする。画面と、上手に、ほどよくつきあうことが、いちばんのコツです。
どうして?
画面を長く見続けると、体にいくつかのえいきょうが出ます。近くをじっと見続けると、目がつかれます。同じ姿勢で動かないと、体が固まります。そして、とくに気をつけたいのが、ねる前の画面です。画面の光は、脳を「まだ昼だ」とかんちがいさせ、ねむりにくくします。
でも、画面が全部わるい、というわけではありません。調べもの、学び、遠くの人との連絡、作品づくり。画面は、たくさんの良いこともできる道具です。だから「見るか、見ないか」ではなく、「どう、ほどよく使うか」を考えるのが、正しい向き合い方なのです。
もう一歩
じょうずにつきあう工夫が、いくつかあります。まず、時間を区切ること。ずっと見続けるより、ときどき画面から目を上げて、遠くを見たり、体を動かしたりする。次に、ねる少し前は、画面をやめること。ぐっすりねむれると、次の日、頭も体も元気になります。
そして、いちばん大切なのは、バランスです。画面の時間で、外で遊ぶ時間、体を動かす時間、家族や友だちと直接すごす時間、しっかりねむる時間が、けずられていないか。これらは、育つあなたにとって、画面と同じくらい、いえ、それ以上に大切なものです。画面は、あなたの一日を、豊かにするために使うもの。画面のために、大事なものがけずられていないか、ときどき自分でチェックしてみてください。まよったら、おうちの人と、使う時間のルールを一緒に決めておくと、安心して楽しめます。
へぇ、となる話
ねる前にスマホを見ると、ねつきが悪くなるのは、画面の青っぽい光が、体を「朝だ」とかんちがいさせるからです。体は、暗くなると「そろそろねむる時間だ」と準備を始めますが、明るい画面を見ると、その準備がじゃまされてしまう。だから「ねる前1時間は画面を見ない」だけで、ねむりの質が変わることがあるのです。
身のまわりの同じしくみ
おかしを食べすぎないこと、遊びと勉強のバランスを取ること、休みをはさむこと。どれも、「良いものでも、ほどよく」という同じ考え方です。画面も、量とバランスを自分で整えると、上手につきあえます。