暗号ってどうやって作られるの?
まず、答え
暗号は、決めたルールで文字を別の文字や記号に置きかえて、知らない人には読めなくするしくみです。ルール(かぎ)を知っている人だけが、元にもどせます。
どうして?
たとえば「文字を3つずつうしろにずらす」というルールを決めると、そのままでは意味がわかりません。受け取った人が同じルールで3つ前にもどすと、元の文章が読めます。この「変えるルール」と「もどすためのかぎ」を、送る人と受け取る人だけが知っていれば、とちゅうで見られても内容を守れます。これが暗号の基本的な考え方です。
もう一歩
昔の暗号は、文字をずらしたり並べかえたりする単純なもので、ルールがばれると読まれてしまいました。今のインターネットの暗号は、とても大きな数を使った計算で作られていて、かぎがないと元にもどすのに天文学的な時間がかかるようになっています。だから、パスワードやクレジットカードの番号を送っても、他人には読めません。ブラウザのかぎマークやhttpsは、「この通信は暗号で守られている」という印です。暗号は、見えないところで私たちの買い物やメッセージの安全を守る、インターネットの土台なのです。
へぇ、となる話
戦争の歴史では、相手の暗号を解く「暗号解読」が勝敗を左右しました。その解読のための機械づくりが、じつは今のコンピュータの誕生につながっています。
身のまわりの同じしくみ
スマホのロック、ネット通販のかぎマーク、メッセージアプリ。どれも暗号が、あなたの情報を他人から守っています。