電波ってなに?空を飛んでいるの?
まず、答え
電波は、目に見えない波のなかまで、電気と磁気のゆれが空間を伝わっていくものです。空気がなくても進めて、光と同じ速さで飛んでいきます。
どうして?
電気の流れを細かくふるわせると、そのふるえが波になって周りの空間に広がります。これが電波です。水面にできる波のように、遠くへエネルギーだけを伝えます。ただし水の波とちがって、電波は空気や水がなくても進めます。だから宇宙からも地球にとどきます。テレビ・ラジオ・スマホ・Wi-Fiは、この電波に音や映像やデータをのせて、やりとりしています。
もう一歩
電波は「電磁波」という大きな波の仲間の一部です。じつは目に見える光も、電子レンジのマイクロ波も、レントゲンのX線も、みんな同じ電磁波で、ちがうのは波の細かさ(波長・周波数)だけです。電波はその中でも波がゆったりした部分で、遠くまでとどきやすく、物をまわりこんで進む性質があります。だから建物のかげでもスマホが使えるのです。電波はアンテナから送り出され、別のアンテナが受け取ります。「飛んでいる」というより、空間そのものをゆらしながら、光の速さで伝わっていると考えるのが近いです。
へぇ、となる話
星や遠い宇宙からも、電波はやってきます。それを大きなアンテナ(電波望遠鏡)で受け取ると、目に見えない宇宙のようすを調べられます。
身のまわりの同じしくみ
ラジオ、テレビ、スマホ、Wi-Fi、リモコン(これは赤外線という近い仲間)。どれも、目に見えない波で情報を運んでいます。