なぜテレビやパソコンの画面には、ほこりがつくの?
まず、答え
画面の表面に静電気こすれてたまった電気。がたまっていて、空気中の軽いほこりを引きよせるからです。
どうして?
テレビやパソコンの画面は、プラスチックやガラスでできています。電気を通しにくい材料は、いちど電気がたまるとにげにくく、そのまま表面にとどまります。
ほこりはとても軽いので、少しの力でも引きよせられます。しかも、ほこり自身が電気を帯びていなくても大丈夫です。近くに電気があると、ほこりの中の+と−が少しだけかたよって、画面と反対の電気が手前側に集まります。その結果、引き合ってペタリとつきます。ふいてもすぐにつくのは、このためです。
もう一歩
かわいた布でこするそうじは、じつは逆効果になることがあります。こすることで新しく静電気が生まれ、ふいたそばからほこりを呼びよせてしまうからです。かたくしぼった布や、電気をにがす薬をしみこませたそうじ用の布を使うと、電気ごと持ち去れるので、つきにくくなります。
黒い服にほこりが目立つのも、色のせいだけではありません。ポリエステルやアクリルのような、電気をためやすい素材が多いことも関係しています。
へぇ、となる話
このやっかいな性質を、わざと使っている機械があります。空気清浄機の中には、空気中のちりに電気を帯びさせて、反対の電気の板に吸いつけて集めるタイプがあります。工場のえんとつでも、同じしくみでけむりのつぶを集めて、外に出る量を減らしています。
身のまわりの同じしくみ
ビニールぶくろにごみがはりつく、レコードやCDにほこりがつく、テレビの画面がすぐくもる。どれも静電気がほこりを呼んでいます。