なぜ氷の上は、すべるの?
まず、答え
氷の表面には、ごくうすい水の膜があり、それがすべりやすくしていると考えられています。
どうして?
氷はかたいのに、なぜすべるのでしょう。じつは氷の表面は、とても薄い水の膜でおおわれていて、この水がうるおいになって、まさつ(すべりにくさ)を小さくします。だから、スケートぐつやくつが、氷の上をすべります。ふつうの地面はザラザラして、まさつが大きいので、すべりません。
もう一歩
氷の表面には、温度が0度より低くても、うすい水の膜ができていることが知られています。さらに、力がかかったり、こすれたりすると、氷が少しとけて水になり、よりすべりやすくなります。スケートは、この水の膜の上を、なめらかにすべっているのです。ぬれた床やバナナの皮ですべるのも、まさつが小さくなるからです。
へぇ、となる話
スケート選手が氷をきれいにすべれるのは、刃の下にできる水の膜のおかげです。かたい氷なのに、表面はいつも少しだけ「ぬれて」いるのです。
身のまわりの同じしくみ
スケートリンク、凍った道、ぬれた床、そりあそび。まさつが小さいとすべります。