ほうき星(彗星)ってなに?なぜ長い尾があるの?
まず、答え
彗星は、氷とちりでできた、小さな天体です。太陽に近づくと、氷がとけてガスやちりをふき出し、長い尾ができます。だから「ほうき星」とよばれます。
どうして?
彗星は、遠い宇宙から、細長い道を通って、太陽のまわりを回ります。太陽に近づくと、あたためられて、中の氷が気体になり、ちりといっしょにふき出します。
それが、太陽の光や太陽風におされて、太陽と反対がわへ長くのびます。これが、尾の正体です。
もう一歩
尾は、いつも太陽と反対向きにできます(進む方向ではありません)。だから、太陽から遠ざかるときは、尾が前になることもあります。
彗星の中には、決まった周期で戻ってくるものもあります(有名なハレー彗星は、約76年ごとです)。太陽から遠いときは尾がなく、ただの氷のかたまりです。そして、彗星が通り道に残していったちりの帯を、地球が横切ると、流星群になります。彗星は、太陽系ができたころの古い氷を、今に伝える「宇宙のタイムカプセル」でもあるのです。
へぇ、となる話
昔の人は、ほうき星を「不吉のしるし」とこわがりました。でも正体は、氷とちりのかたまりです。同じ彗星が、何十年もかけて、また戻ってくると分かってからは、こわいものではなく、待ち遠しい天体になりました。
身のまわりの同じしくみ
ほうき星、ハレー彗星、流れ星、天体ニュース。どれも、彗星や、そのちりに関わっています。