宇宙は、どうやって始まったの?(ビッグバン)
まず、答え
今の考えでは、宇宙は約138億年前、とても小さく熱い一点から、急に広がって始まったとされています。これをビッグバンといいます。宇宙は、今も広がり続けています。
どうして?
遠くの銀河を調べると、どれも、たがいに遠ざかっています。つまり、宇宙は広がっているのです。
時間を巻きもどして考えると、昔は今よりずっと小さく、熱かったことになります。その始まりが、ビッグバンです。とても小さく熱い状態から広がり、冷えながら、星や銀河ができていきました。
もう一歩
ビッグバンの証拠は、いくつかあります。銀河が遠ざかっていること(宇宙が広がっていること)。宇宙のどこにも残る、かすかな熱の名残。宇宙にある水素とヘリウムの割合が、計算と合うこと。
ただし、「なぜ始まったのか」「その前はどうだったのか」は、まだ分かっていません。科学は、「分かっていること」と「まだ分からないこと」を、正直に区別します。また、宇宙が広がるというのは、何かの中で爆発したのではなく、「空間そのものが広がっている」というのが、大事なところです。星も、あなたの体の原子も、もとをたどれば、ビッグバンの後にできたものなのです。
へぇ、となる話
あなたの体をつくる原子の多くは、大昔の星の中で作られ、星が最期に飛び散って、宇宙にばらまかれたものです。わたしたちは「星のかけら」からできているのです。宇宙の長い歴史と、今の自分が、ちゃんとつながっています。
身のまわりの同じしくみ
宇宙の始まり、ビッグバン、広がる宇宙、星のかけら。どれも、宇宙の歴史につながる話です。