同じデータなのに、グラフで印象が変わるのはなぜ?
まず、答え
グラフの目盛りの取り方や、たてじくの始まりを変えると、同じ数でも「大きく増えた」「ほとんど変わらない」のように、見た目の印象を変えられるからです。
どうして?
棒グラフのたてじくを0から始めず、途中(たとえば90)から始めると、90と95のちがいが、まるで何倍にも見えます。逆に、じくを大きくとると、大きな変化も小さく見えます。折れ線グラフの横はばや、絵グラフの大きさでも、印象は変わります。数字は同じでも、見せ方で、受ける感じがちがうのです。
もう一歩
だから、グラフを見るときは、「たてじくは0から始まっている?」「目盛りの間かくは同じ?」「何と何をくらべている?」を確かめるとよいです。作る人は、正直に0から始め、目盛りをそろえると、誤解を減らせます。グラフはデータを分かりやすくする道具ですが、使い方しだいで、印象を動かすこともできます。だから、読む力が大事なのです。
へぇ、となる話
広告やニュースのグラフには、じくが途中から始まって「すごく増えた」ように見せているものもあります。同じ数字でも、グラフのつくり方で、うのみにすると勘ちがいするのです。
身のまわりの同じしくみ
ニュースやCMのグラフ、売上や人数の棒グラフ、SNSで見かけるグラフ。作り方を見る目が大切です。