北海道の自然は、季節でどう変わるの?(生きものカレンダー)
まず、答え
北海道は四季がはっきりしていて、季節ごとに見られる生きものが、大きく変わります。春は雪どけの花と渡り鳥、夏は虫と緑、秋は紅葉と実り、冬は雪と、冬をこす動物たち。季節を知ると、いつ・何が見られるかを予想できます。
どうして?
生きものは、気温・日の長さ・食べものに合わせて、活動する時期を変えます。
北海道は冬が長く寒いので、その変化がとてもはっきりしています。渡り鳥は季節で来て去り、虫や花は暖かい時期に集中し、けものは冬にそなえます。だから、行く季節によって、出会える生きものがちがうのです。
もう一歩
ざっくりした季節暦を見てみましょう。春(4〜5月)は、雪どけとともにフクジュソウ・エゾエンゴサク・カタクリ・水芭蕉が咲き、ツバメや白鳥が北へ帰ります。夏(6〜8月)は緑が濃くなり、チョウ・トンボ・セミ、ハマナスやエゾスカシユリ。秋(9〜10月)は、ナナカマドやカエデの紅葉、木の実、サケの遡上、鳴く虫。冬(11〜3月)は雪、エゾシカやキタキツネの足あと、シマエナガ、オオワシ。
同じ場所でも、行く時期でまるでちがう出会いがあります。だから「いつ行くか」も、観察の楽しみです。カレンダーに、見つけた生きものを記録すると、自分だけの自然暦ができます。
へぇ、となる話
北海道は、本州より季節が1か月ほど遅れて進むことが多いです。桜も遅く咲きます。だから、季節の生きものも、本州とは時期がずれます。同じ日本でも、緯度によって、自然のリズムがちがうのです。
身のまわりの同じしくみ
季節の花、渡り鳥、紅葉、雪の上の足あと、自然観察。どれも、季節でうつり変わる生きものの姿です。