虫は匂いや音がわかるの?頭でなにかを考えているの?
まず、答え
多くの虫は、匂いや音、光をちゃんと感じ取れます。ただし、人のように「考える」というより、感じたことに合わせて体が自動的に反応することが多いと考えられています。
どうして?
虫は、触角(しょっかく)で匂いや空気の動きを感じ、体の毛や器官で音や振動を感じます。花の匂いに集まったり、仲間の出す匂いをたどったりできます。セミやコオロギは、音でやりとりします。ただし、虫の脳はとても小さく、人のように深く考えるのではなく、感じた刺激に対して決まった行動をとる仕組みが中心だと考えられています。
もう一歩
匂いを感じる主役は、触角です。アリは仲間の匂い(フェロモン)の道をたどり、蚊は人の匂いや二酸化炭素炭酸のあわや、ものが燃えて出る気体。、体温を感じて寄ってきます。音や振動を感じる虫もたくさんいます。小さな脳でも、生きるために必要な判断(食べ物・仲間・危険)はできます。「考える」の中身が、人とはちがうのです。
へぇ、となる話
チョウには、足で味を感じる種類がいます。虫は、人とはちがう場所・ちがう方法で、世界を感じています。小さくても、感じる力はとてもすぐれているのです。
身のまわりの同じしくみ
花に集まるハチ、匂いに寄ってくる蚊、鳴く虫、行列するアリ。どれも、感じる力を使って生きています。