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経済

保険ってなに?なぜ、みんなで入るの?

まず、答え

保険とは、たくさんの人が少しずつお金を出し合っておき、その中のだれかに、事故や病気などの困ったことが起きたとき、まとまったお金を助けにわたすしくみです。「もしものときの不安」を、みんなで分け合って軽くする、助け合いの発明です。

どうして?

事故、大きな病気、火事。こうした「もしものこと」は、めったに起きませんが、起きると、一人では立ち直れないほどのお金がかかることがあります。いつ、だれに起きるかは、だれにもわかりません。

そこで、たくさんの人が、ふだんから少しずつお金(保険料)を出し合ってためておきます。そして、その中のだれかに困ったことが起きたら、ためたお金から、まとまった助けをわたす。めったに起きないけれど、起きると大変なことを、大勢で分け合うことで、一人ひとりの負担を小さくしているのです。

もう一歩

保険のかしこいところは、「起きる確率そのことの起きやすさの割合。」を計算して成り立っている点です。一人に起きる確率は低くても、大勢のうちのだれかには、必ず何かが起きます。その「めったにないけれど、必ず一定数は起きる」を、数の力で見通して、みんなで支える。だから保険は、数学(確率)と、助け合いの心が合わさった、かしこいしくみなのです。

保険には、いろいろな種類があります。病気やけがのための保険、事故のための保険、火事のための保険。国が運営する保険(みんなが入る医療保険など)もあれば、会社が売る保険もあります。大切なのは、保険は「もうけるため」ではなく「安心のため」のものだということ。もしものときに、自分や家族が路頭にまよわないように備える。その安心があるから、みんな思いきって、日々を過ごせるのです。

へぇ、となる話

保険の考え方は、とても古くからあります。大昔、船で荷物を運ぶ商人たちは、船がしずむと全財産を失いました。そこで、みんなで少しずつお金を出し合い、しずんだ人を助けるしくみを作ったのが、保険の始まりといわれます。「もしもを、みんなで分け合う」という知恵は、何百年も受けつがれてきたのです。

身のまわりの同じしくみ

みんなで少しずつ出し合って、こわれたときの予備を用意しておくこと。クラスの積立で、だれかの分もカバーすること。どれも、もしものときに備えて出し合っておく、保険と同じしくみです。

#けいざい#くらし

このきじは「お金と世の中のなぜ?コース」の 11/12 最初から読む

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