世界に、いろんな国や文化があるのはなぜ?
まず、答え
世界にいろんな国や文化があるのは、人々が、それぞれの土地の気候・食べもの・歴史に合わせて、暮らし方を作ってきたからです。ちがいは、どちらが上でも下でもありません。それぞれの場所での「くらしの工夫」の結果であり、世界をゆたかにしている宝物です。
どうして?
人は、住む場所のかんきょうに合わせて、暮らしを工夫してきました。寒い土地では体をあたためる料理や服が、暑い土地では風通しのよい家が生まれます。とれる食べもの、まわりの自然、これまでの歴史。それらがちがえば、料理も、あいさつも、お祭りも、ちがってきます。
こうして、長い時間をかけて、その土地ならではの文化が育ちました。文化のちがいは、まちがいではなく、「その場所で、よりよく生きるための答え」が、たくさんあることの証拠なのです。
もう一歩
ちがう文化に出会うと、「へんだな」と感じることがあります。でも、相手から見れば、あなたの当たり前も「めずらしい」もの。どちらが正しいという話ではありません。大切なのは、ちがいを見下さず、「なぜだろう」と興味を持つことです。
自分の文化を大切にしながら、相手の文化も尊重する。これができると、世界はぐっと広がります。ちがう考えや暮らしを知ることは、自分の「当たり前」を見直し、新しい見方を手に入れることでもあります。世界にたくさんの文化があるのは、人類がそれだけ多くの知恵を持っているということ。そのゆたかさを、こわし合うのではなく、学び合える人が、これからの世界を作っていきます。
へぇ、となる話
同じ「おいしい」でも、国によって、あまい・からい・すっぱいの好みは大きくちがいます。あいさつも、おじぎ、あくしゅ、ほおにキスと、さまざまです。どれも、その土地で育った、正解の一つ。世界には、たくさんの「正解」があるのです。
身のまわりの同じしくみ
クラスの中でも、好きなもの、家のルール、行事の祝い方は、一人ひとりちがいます。国どうしの文化のちがいも、それを大きくしたもの。ちがいを楽しめる人が、いちばん世界を広く生きられます。