メモリってなに?「おぼえておく場所」のふしぎ
まず、答え
メモリは、コンピュータが「今、使っているもの」を一時的に広げておく、作業机のような場所です。電源を切ると消えてしまいます。ずっと残しておく場所は「ストレージ」といい、役目がちがいます。
どうして?
何か作業をするとき、机の上に道具や資料を広げますよね。コンピュータも同じで、今動かしているアプリやデータを、すぐ使えるように「メモリ」という机に広げます。机が広い(メモリが大きい)ほど、たくさんの作業を同時にサクサク進められます。でも、机の上のものは、片づける(電源を切る)と消えてしまいます。
もう一歩
だから、大事なものは、机ではなく「引き出しや本棚」にしまいます。これが「ストレージ(保存する場所)」です。写真やゲーム、文しょうは、ストレージにしまわれ、電源を切っても残ります。使うときに、ストレージから机(メモリ)へ持ってきて、作業するのです。メモリは「とても速いけれど、消える・せまい」、ストレージは「消えないけれど、机より出し入れがおそい」。この2つが役割分担することで、コンピュータは、速く、たくさんのことを覚えていられます。じつは、人の脳にも似たところがあります。今考えていること(短期記憶)と、ずっと覚えていること(長期記憶)を、使い分けているのです。
へぇ、となる話
作業中にパソコンの電源が急に切れると、机(メモリ)に広げていた、保存前のものが消えてしまいます。「こまめに保存」が大切なのは、このためです。
身のまわりの同じしくみ
スマホの「ストレージがいっぱい」は、しまう本棚がいっぱい、という意味です。写真をたくさん撮ると、この本棚がうまっていきます。