山の天気が変わりやすいのはなぜ?
まず、答え
山では、空気が斜面にそって上へおし上げられて雲ができやすく、高さで気温も急に変わるからです。だから、天気が変わりやすいのです。
どうして?
風が山にぶつかると、空気は斜面をのぼります。上空は冷たいので、のぼった空気の中の水蒸気が冷えて雲になり、雨や霧が出やすくなります。また、山は高さによって気温が大きく変わり、日の当たり方や、谷から山へ吹く風などで、短い時間に天気が変わります。だから「山の天気は変わりやすい」といわれます。
もう一歩
標高が100メートル上がると、気温はおよそ0.6度下がります。斜面で空気がおし上げられて雲ができることを、地形性の上昇といいます。とくに午後は、谷から山へ吹く風で雲が発達し、急な雨や雷になりやすいです。だから登山は、朝早くに行動するのが安全とされています。
へぇ、となる話
ふもとは晴れているのに、山頂は雲の中(霧)、ということがよくあります。山は、まるで自分で天気を作り出しているようなものなのです。
身のまわりの同じしくみ
登山、山の霧、急な夕立、スキー場の変わりやすい天気。山は天気を作ります。