かけっこで速くなるには、どうすればいい?
まず、答え
地面をうしろへしっかりけって、うでを大きくふり、姿勢をまっすぐ前へたおすことです。フォームをよくすると、同じ力でも速く走れます。
どうして?
走るのは、足で地面をうしろにける力で、体を前へ進める運動です。地面を強くけると、その分だけ体が前へおし返されます(地面が足をおし返す力を使っています)。うでを大きくふると、足の動きとつり合って体がぶれず、リズムよく走れます。前かがみすぎず、そらしすぎず、頭からまっすぐな姿勢を保つと、力が前へ進む向きにむだなく使われます。
もう一歩
速さは「歩はば(一歩の長さ)」と「足を動かす速さ」のかけ算で決まります。どちらも、練習でのばせます。足の速さには、すばやく大きな力を出す筋肉のはたらきや、力を効率よく地面に伝えるフォームが関わります。だから、ただがむしゃらに走るより、ける向き・うでのふり・姿勢を意識して練習するほうが、速くなります。スタートで低い姿勢からぐっと地面をけるのも、最初にたくさんおし返す力をもらうためです。しっかり食べて眠り、体を休めることも、筋肉が育つ土台になります。
へぇ、となる話
短きょり走の選手は、地面に足がついている時間がとても短く、一瞬で強くける練習をしています。長く地面をふむより、速くけるほうが前へ進むのです。
身のまわりの同じしくみ
自転地球が自分でくるくる回ること。昼夜のもと。車をこぐ、なわとび、ジャンプ。どれも「地面や道具を強くおして、おし返す力をもらう」点は、かけっこと同じです。