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社会

困っている人を、社会はどうやって支えるの?

まず、答え

社会は、みんなで少しずつお金や力を出し合って、困っている人を支えるしくみを持っています。病気やけが、年をとること、仕事を失うことは、だれにでも起こりえます。「もしものとき、たがいに支え合おう」という約束が、社会を安心できる場所にしています。

どうして?

人は、一生の中で、だれでも助けが必要なときがあります。赤ちゃんのころ、病気のとき、年をとったとき。強く見える大人も、いつかは支えられる側になります。

もし「困った人は自分でなんとかしろ」という社会だったら、みんなが、いつ自分がそうなるかとおびえて暮らすことになります。そこで、元気なときに少しずつ出し合っておき、困った人を支える。この助け合いのしくみがあるから、みんなが安心して挑戦したり、暮らしたりできるのです。

もう一歩

この支え合いは、いろいろな形で作られています。みんなが出す税金や保険で、病院の費用を軽くする。学校を無料や安い費用で開く。仕事や住む場所を失った人を助ける。体の不自由な人が暮らしやすいように、まちを整える。これらをまとめて「福祉」といいます。

大切なのは、支えられることは、はずかしいことではない、ということです。困ったときに「助けて」と言えること、支えを受け取れることは、だれにでもある当たり前の権利です。そして、支える側になったときは、「おたがいさま」の気持ちで手を差しのべる。人は、支えたり支えられたりをくり返しながら、いっしょに生きています。その輪の中に、あなたもいます。

へぇ、となる話

「困ったときはおたがいさま」という言葉は、昔から日本にあります。むかしの村では、田植えや家の修理を、みんなで助け合ってやっていました。今の福祉のしくみは、その助け合いを、国全体の大きさで作り直したものだといえます。人が支え合う心は、時代が変わっても続いているのです。

身のまわりの同じしくみ

けがをした友だちの荷物を持つこと、こまっている人に席をゆずること、募金、ボランティア。どれも、余裕のある人が、困っている人を支える、同じしくみです。社会の福祉は、それを大きくしたものです。

#くらし

このきじは「みんなで生きる社会コース」の 12/12 最初から読む

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