ニュースの大きな数字、どう受け止めればいい?
まず、答え
大きな数字は、「何と比べるか」「1人あたりだとどれくらいか」「全体のうち、どれくらいの割合か」を考えると、意味がつかめます。
どうして?
「1億円」と聞くと大きいですが、1億人で分けたら、1人1円です。数字は、そのままだと、大きいか小さいか判断できません。「何に対して」「1人あたり」「割合(%)」になおすと、実感できます。たとえば「毎年1万人」も、全体が1億人なら「1万人に1人」の割合、と考えると、受け止め方が変わります。
もう一歩
大きな数字におどろく前に、1. 比べる相手を持つ(去年は? ほかとは?)、2. 1人あたり・1日あたりになおす、3. 割合で見る、とすると、冷静に読めます。ニュースや広告は、数字を大きく(または小さく)見せたいことがあります。だから、「その数字は、何と比べての数字か」を自分で確かめるのが、だまされないコツです。
へぇ、となる話
「過去最多」「〇倍」も、比べる相手やもとの数しだいで、印象がまるで変わります。数字に強い人は、暗算が速い人ではなく、「その数字の意味」を考えられる人なのです。
身のまわりの同じしくみ
ニュースの数字、SNSのバズ、広告の「〇%増」、予算や人口。比べて・割って・割合で見ると読み解けます。