なぜ鳥は、方角をまちがえずに飛べるの?
まず、答え
鳥は、太陽や星の位置、地球の磁気、目印になる地形などを手がかりに、方角を知っていると考えられています。
どうして?
渡り鳥は、何千キロも旅をして、目的地にたどり着きます。太陽の位置(昼)や星の並び(夜)を方位磁石のように使ったり、地球がもつ弱い磁気を感じ取ったり、山や川、海岸線などの地形を目印にしたりして、方角を知ります。いくつもの手がかりを組み合わせているのです。
もう一歩
鳥は、地球の磁気を感じる特別な力(磁気感覚)をもつと考えられています。目や体で磁気の向きを感じ、「北」がわかるらしいのです。若い鳥は、渡りをくり返すうちに道を覚えます。生まれつきの力と、経験の両方で、正確に飛べるようになります。
へぇ、となる話
ハトが遠くから家に帰れる(伝書バト)のも、この方向感覚のおかげです。人が地図やGPSを使うよりずっと前から、鳥は体だけで地球を旅していたのです。
身のまわりの同じしくみ
渡り鳥のツバメやハクチョウ、伝書バト、季節に空をわたる鳥の群れ。すぐれた方向感覚を使っています。