「もれなく・ダブりなく」考える力(場合分け)ってなに?
まず、答え
場合分けは、起こりうることを「もれなく、ダブらずに」全部あげて考える力です。これができると、見落としや数えまちがいがへります。
どうして?
たとえば、赤・青・黄の3色から2色をえらぶとき、思いつくままだと、同じ組み合わせを二回数えたり、ひとつ忘れたりします。でも「赤と青」「赤と黄」「青と黄」と、順番を決めてならべると、もれもダブりもなく、ちょうど3通りだとわかります。「順番を決めて、ひとつずつ」が、正しく数えるコツです。
もう一歩
この「もれなく・ダブりなく」考える力は、算数の場合の数だけでなく、計画を立てるときや、問題を解決するときにも役立ちます。起こりうることを全部あげておけば、「そんなの考えてなかった」という失敗をふせげます。コンピュータのプログラム「こうしたら、こうする」の手順。も、「こういうときは、こうする」と、あらゆる場合をもれなく考えて作られています。ぬけがあると、うまく動きません。だから、ものごとを整理して、きちんと分けて考える力は、これからの時代に強い武器になります。
へぇ、となる話
「もれなく・ダブりなく」は、大人の仕事でも大切にされる考え方で、「ヌケ・モレをなくす」といわれます。子どものうちからの、場合分けの練習が生きてきます。
身のまわりの同じしくみ
じゃんけんの手、着る服の組み合わせ、すごろくの道。どれも、順番を決めて数えると、もれなく考えられます。