友だちと意見がちがうとき、どうすればいい?
まず、答え
友だちと意見がちがうのは、けんかではなく、ふつうのことです。人はそれぞれ、ちがう経験をしてきたので、考えがちがって当たり前。どちらかが正しいと決めるより、「なぜそう思うの?」と聞き合うと、二人ともかしこくなれます。
どうして?
同じものを見ても、人によって感じ方や考えがちがいます。育った場所、好きなこと、これまでの経験が、一人ひとりちがうからです。だから、意見がぶつかるのは、あなたや相手がおかしいのではなく、ちがう人間だという証拠です。
意見がちがうのは、じつはよいことでもあります。同じ考えの人ばかりだと、新しい発見が生まれません。ちがう見方が集まるほど、よい答えにたどりつきやすくなります。
もう一歩
ちがいと上手につきあうコツがあります。まず、「意見」と「その人」を分けること。意見に反対しても、その人を嫌いになる必要はありません。「あなたの考えはちがうと思う。でも、あなたのことは好き」は、両立します。
つぎに、勝ち負けにしないこと。話し合いのゴールは、相手を言い負かすことではなく、二人がなっとくできる道を見つけることです。「なぜそう思うの?」と理由を聞くと、相手の考えの奥が見えて、思わぬ良い案が生まれることもあります。どうしても合わないときは、「ここは考えがちがうね」と認め合うだけでも十分。同じでなくても、なかよくはできます。
へぇ、となる話
いろいろな意見が出るチームのほうが、一つの考えでまとまったチームより、良い結論を出しやすいことが知られています。ちがいは、じゃまものではなく、より良い答えのための材料なのです。
身のまわりの同じしくみ
遊びの決め方、係の進め方、班での話し合い、家族の予定。どれも、意見がちがったら、理由を聞き合って、なっとくできる道をさがす、同じやり方が使えます。