心臓はどうして、ずっと動いていられるの?
まず、答え
心臓は、血を全身に送り出すポンプです。自分でリズムを作る特別なしくみを持っているので、ねているあいだも、休まず動き続けられます。
どうして?
体のすみずみまで、酸素や栄養を運ぶには、血をぐるぐるとめぐらせる力がいります。その力を生み出すのが心臓です。心臓は筋肉のかたまりで、ぎゅっと縮んでは、ゆるむ。これをくり返して、血をおし出しています。ドキドキという音は、その動きの音です。
もう一歩
ふしぎなのは、「だれも命令していないのに、なぜ動き続けられるのか」です。じつは心臓の中には、自分で電気の合図を出して、「縮め」とリズムを作る、特別な部分があります。だから、頭で「動け」と考えなくても、ひとりでに打ち続けられるのです。運動すると、体がもっと酸素をほしがるので、心臓は速く打って、たくさん血を送ります。休むと、ゆっくりにもどります。体の必要に合わせて、自動で調整しているのです。心臓は、生まれる前から、一生の終わりまで、一度も長く休むことなく打ち続けます。1日に約10万回、一生では何十億回にもなります。あなたが気づかないあいだも、心臓は、あなたを生かすために働き続けているのです。
へぇ、となる話
心臓が送り出した血は、体を約1分でひとまわりして、また心臓にもどってくる、といわれます。この大きな輪が、休みなく回り続けています。
身のまわりの同じしくみ
走ったあとのドキドキ、きんちょうしたときの高鳴り。心臓が、体の状態に合わせて働いているサインです。