なぜ、血は赤いの?
まず、答え
血の中にある赤い成分(ヘモグロビン)が、酸素とくっつくと赤くなるからです。この成分が、全身に酸素を運んでいます。
どうして?
血の中には、酸素を運ぶ赤い細胞(赤血球)がたくさんあります。その中のヘモグロビンには鉄がふくまれていて、酸素とくっつくと鮮やかな赤に、酸素をわたしたあとは暗い赤になります。だから血は赤く見えるのです。
もう一歩
うでの血管が青っぽく見えるのは、血が青いからではなく、皮ふを通る光の見え方のせいです。実際の血は、酸素を多くふくむ動脈で鮮やかな赤、酸素をわたしたあとの静脈で暗い赤をしています。鉄が酸素と結びつく点は、カイロが温かくなる「鉄がさびる」しくみと親戚です。ちなみに、イカやカニのなかまは酸素を運ぶ成分に銅を使うため、血が青っぽい色をしています。運び屋の金属がちがうと、色も変わるのです。
へぇ、となる話
けがをして血がかさぶたになるのは、血の中の別の成分がふたをして、体を守り、傷を治すためです。
身のまわりの同じしくみ
すりむいたときの赤、注射のとき、鼻血。どれも、酸素を運ぶ赤い成分の色です。