なぜ傷は、かさぶたになって治るの?
まず、答え
血が固まって傷にフタ(かさぶた)を作り、その下で皮ふが新しく作り直されるからです。かさぶたは、治すための天然のばんそうこうです。
どうして?
転んで血が出ると、血の中の成分が働いて、血を固め、出血を止めます。固まった血が乾いて、かさぶたになります。かさぶたは、ばい菌の侵入を防ぐフタです。その下では、皮ふの細胞が分かれてふえ、新しい皮ふを作っていきます。皮ふができあがると、かさぶたは自然にはがれ落ちます。
もう一歩
血を固めるのは、血小板という成分と、かさぶたを作るたんぱく質のはたらきです。かさぶたの下は、皮ふを作り直す工事現場のようなもの。だから、かさぶたを無理にはがすと、工事の途中で傷が開き、治りが遅れたり、あとが残ったりします。かゆくても、はがさず待つのがよいのです。
へぇ、となる話
体は、自分で自分を修理できます。かさぶたは「今、修理中」のしるし。指を切っても数日で治るのは、体の中で細胞が、せっせと働いているからです。
身のまわりの同じしくみ
すりむき傷、かさぶた、注射のあと。体の修理する力が働いています。