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生物

昔は「血は使い切る」と思われていた?血のめぐりの発見

まず、答え

昔は、血は体の中で作られては使い切られる、一方通行のものだと考えられていました。今では、同じ血が、体の中をぐるぐるとめぐり続けている(循環している)とわかっています。

どうして?

血の流れは、体の中でおきることなので、外からは見えません。見えないことは、想像で説明するしかありませんでした。昔の人は、食べたものから血がどんどん作られ、体の先で使われて消える、と考えたのです。当時としては、まじめな推論でした。

もう一歩

この考えを変えたのが、ハーヴェイという医師でした。彼は、心臓が1回に送り出す血の量を数え、それが1時間でどれくらいになるかを計算しました。すると、その量は、とても体が作りきれないほど、ばく大になったのです。「これほどの血を、毎回新しく作れるはずがない。同じ血が、めぐって心臓にもどってきているにちがいない」。数(データ)と計算から、そう推論しました。さらに、うでの血管をよく観察し、血が一方向に流れるしくみ(弁)も確かめました。目に見えないことを、数えて、計算して、観察して、たしかめる。まさに、推論して検証する科学の力が、体の真実を明らかにしたのです。

へぇ、となる話

心臓は、一生のあいだ、休まず動き続けます。その一回一回が送り出す血が、体をめぐって、また心臓へ。この大きな輪が、あなたが生きているあいだ、ずっと回り続けているのです。

身のまわりの同じしくみ

走るとドキドキ、指を切ると赤い血。どちらも、体をめぐる血のはたらきです。

#むかしといま#からだ

力だめしクイズ

「血はめぐっている」とわかった決め手は?

このきじは「むかしといまコース」の 5/9 最初から読む

ほかに けんこうと体のふしぎコース にも入っています。

こんなことにも

この考え方は、こんな「なぜ?」にもつながります。

まだわからないこと、もっと知りたくなったことはありますか。あなたの「なぜ?」が、つぎの記事のもとになります。

もっと知りたい・聞いてみたい