よく飛ぶ紙飛行機は、どうやって作るの?
まず、答え
よく飛ぶ紙飛行機のコツは、左右をきっちり対称に折ること、重さの中心(重心)を前のほうにすること、そしてまっすぐ投げることです。翼が空気を受けて、機体を支えます(揚力つばさが速く進むとき生まれる、上へ持ち上げる力。)。
どうして?
紙飛行機は、前に進むと、翼が空気を受けて、上向きの力(揚力)が生まれ、飛びます。
左右が対称でないと、かたむいて、くるくる回ってしまいます。また、重心が後ろすぎると、ふらふらして失速します。だから、対称・重心・投げ方の3つが大事なのです。
もう一歩
よく飛ばすポイントを見てみましょう。ひとつめ、左右対称に、ていねいに折る(曲がって飛ぶのを防ぎます)。ふたつめ、機首(前)を少し重くして、重心を前にする(安定して飛びます)。みっつめ、翼のうしろを、ほんの少し上に曲げる(上を向いて浮きやすくなります。ただし上げすぎると失速します)。よっつめ、まっすぐ、すっと押し出すように投げる。
うまく飛ばないときは、どこか1つだけを直して、また飛ばしてみます。何を変えたら、どうなったか。これは対照実験であり、「予想して、たしかめて、よくする」そのものです。じつは、紙飛行機が飛ぶしくみ(揚力)は、本物の飛行機と同じなのです。
へぇ、となる話
ライト兄弟も、模型やたこ、風を送る装置で、何度も試して、飛ぶ形を見つけました。紙飛行機の「折って、飛ばして、直す」は、本物の飛行機作りと、同じ道すじなのです。身近な紙で、飛ぶ物理を試せます。
身のまわりの同じしくみ
紙飛行機、紙のたこ、ブーメラン、そして本物の飛行機の翼。どれも、空気を受けて飛ぶ、同じしくみです。