コンピュータは、どうやって人の言葉がわかるの?
まず、答え
コンピュータは、人の言葉そのままはわかりません。人が「プログラミング言語」という決まった書き方で命令を書き、それを、コンピュータがわかる0と1の言葉(機械語)に翻訳してから、動かしています。
どうして?
コンピュータが直接わかるのは、電気のオン・オフ、つまり0と1だけです。でも、人が0と1で長い命令を書くのは、とても大変。そこで、人にとって読み書きしやすい「プログラミング言語」が作られました。英語や記号に近い書き方で、「くり返す」「もし〜なら」といった命令を書けるのです。
もう一歩
書いたプログラム「こうしたら、こうする」の手順。は、そのままでは動きません。あいだに立つ「翻訳する道具」が、人の書いた言葉を、コンピュータの0と1へ訳します。外国語を通訳してもらうのに似ています。プログラミング言語には、たくさんの種類があります。ゲーム向き、計算向き、ウェブ向きなど、目的に合わせて使い分けます。でも、どの言語も、根っこでめざすことは同じ。「人の考えた手順を、コンピュータに正しく伝える」ことです。だから、大事なのは言語のおぼえ方より、「どんな手順にすれば目的をはたせるか」を考える力(アルゴリズム)。言葉は道具、考える手順が中身、というわけです。
へぇ、となる話
世界ではじめてプログラムを考えたエイダ・ラブレスは、まだプログラミング言語もない時代に、「機械にこう命令すれば計算できる」と、手順を書きのこしていました。
身のまわりの同じしくみ
アプリ、ゲーム、ウェブサイト。ぜんぶ、だれかがプログラミング言語で書いた命令が、機械語に訳されて動いています。