比ってなに?(拡大・縮小・ちょうどいいバランス)
まず、答え
比は、2つ以上の量が「どれくらいの割合でならんでいるか」を表すものです。比がわかると、大きさを変えても、バランスをたもったまま作れます。
どうして?
たとえば、こい飲みものを「原液1、水4」の比で作ると決めれば、たくさん作りたいときは「原液2、水8」にすれば、同じ味になります。量はちがっても、比が同じなら、味やバランスは変わりません。料理のレシピ、地図の縮尺、絵の拡大・縮小など、「形やバランスをたもったまま大きさを変える」ときに、比が使われています。
もう一歩
比は、公平に分けるときにも役立ちます。「はたらいた時間の比で分ける」といえば、みんなが納得する分け方ができます。また、地図が「2万5千分の1」と書いてあるのは、実際の長さを2万5千分の1に縮めた、という比です。だから、地図の上で長さをはかれば、本当のきょりが計算できます。大きいものを小さく、小さいものを大きく、同じバランスで表せる。比は、世界を「ちょうどいい大きさ」であつかうための、便利な考え方なのです。
へぇ、となる話
昔から「美しい」と感じられてきた形には、決まった比がかくれていることがあります。名刺やカードの形にも、心地よく感じる比が使われています。
身のまわりの同じしくみ
料理のレシピ、地図、絵やコピーの拡大・縮小。どれも、比をたもって大きさを変えています。