0(ゼロ)って、なんのためにあるの?
まず、答え
0は「なにもない」を表すだけでなく、位(くらい)を作って、大きな数をきちんと書けるようにする、とても大切な数です。
どうして?
りんごが3個あって、全部食べたら0個。0は「ない」ことを表します。さらに、10や100、205のように、0があるおかげで「十の位が空っぽ」を示せて、大きな数を書き分けられます。もし0がなかったら、25と205の区別がつけにくくなってしまいます。
もう一歩
0は、「なにもない」を数として認めた、人類の大発明です。0のおかげで位取り(くらいどり)ができ、筆算のような計算もできるようになりました。0は「たしても変わらない数」(5+0=5)、「かけると0になる数」(5×0=0)という特別な性質も持っています。昔は0のない数の書き方もあり、計算がとても大変でした。
へぇ、となる話
0という数が広く使われるようになったのは、数字の歴史の中では、意外と新しいことです。「ない」を数にする、という発想の大ジャンプがあったのです。
身のまわりの同じしくみ
温度計の0度、ゲームのスコア0、時刻や電話番号の0。0は、数の世界を支える縁の下の力もちです。