静電気をふせぐには、どうすればいいの?
まず、答え
電気をためないこと、そしてたまった電気をゆっくり逃がすことです。
どうして?
パチッと痛いのは、たまった電気が金属にふれた一しゅんに、まとめて流れるからです。同じ量の電気でも、時間をかけてじわじわ流れれば、ほとんど感じません。
だから、ふせぎ方は2通りあります。ひとつは、こすれにくい服を選んだり、空気をしめらせたりして、そもそも電気をためないこと。もうひとつは、ドアノブにふれる前に、木のドアやかべ、地面に近いコンクリートなど、電気をゆっくり通すものにさわって、体の電気を先ににがしておくことです。
もう一歩
冬にパチッとしやすいのは、空気がかわいているからです。空気にふくまれる水は電気の通り道になるので、しめった日は電気がたまるそばからにげていきます。部屋の湿度空気の中の水蒸気の量の割合。を上げると、静電気こすれてたまった電気。はぐっと減ります。
金属のドアノブにさわるときは、指先ではなく、手のひら全体でさわるのもコツです。指先の1点に集中して流れるとチクッときますが、広い面ならおだやかに流れます。カギやコインなど金属を手に持ってからドアにふれる方法も、痛みを感じにくくなります。
へぇ、となる話
車を降りるときにパチッとくるのは、シートと服がこすれて体に電気がたまるからです。ドアの金属部分に指をふれたまま降りると、たまる前ににがし続けられるので起きにくくなります。ガソリンスタンドに置いてある黒いパネルも、給油の前に体の電気をにがすためのものです。
身のまわりの同じしくみ
加湿器を使う、綿の服を選ぶ、柔軟剤を使う、静電気防止のキーホルダーを使う。どれも「ためない・ゆっくりにがす」のどちらかをやっています。