広告って、なんのためにあるの?
まず、答え
広告とは、「こんな商品やサービスがありますよ」と、たくさんの人に知らせるためのものです。作った人は、良いものを届けたくても、知ってもらえなければ買ってもらえません。広告は、ものと、それを必要とする人を、出会わせる役目を持っています。ただし、良いところを強調して見せている、ということも、知っておくことが大切です。
どうして?
どんなに良い商品でも、その存在を知らなければ、だれも買えません。世の中には数えきれない商品があるので、作る人は、「うちのものは、こんな困りごとを解決しますよ」と伝える必要があります。それが広告です。
広告のおかげで、わたしたちは、新しい便利なものや、知らなかったサービスに出会えます。お店やアプリが無料で使えるのも、広告の収入で成り立っていることが多いのです。広告は、経済の中で、情報を届ける大切な役目をになっています。
もう一歩
同時に、気をつけたいこともあります。広告は、その商品の「良いところ」を、いちばん魅力的に見せるように作られています。うれしそうな人、きれいな映像、「今だけ」「みんな使ってる」という言葉。これらは、あなたの「欲しい」をくすぐる工夫です。うそをついているわけではなくても、都合の悪いことは、あまり言わないのがふつうです。
だから、広告を見るときは、「これは、売りたい人が作ったメッセージだ」と、頭のすみで思い出すことが大切です。「本当に自分に必要かな?」「良いことばかり言っていないかな?」と、一歩引いて見る。広告を楽しみつつ、うのみにしない。この見る力があると、広告は、こわいものではなく、便利な情報の入り口になります。作る側の工夫を知ることは、かしこい消費者になるための、大切な学びなのです。
へぇ、となる話
広告には、心を動かすための、いろいろな工夫がつまっています。有名な人が使っていると安心する、何度も見ると好きになる、数字を見せると信じたくなる。これらは、人の脳のくせを利用したものです。工夫のしくみを知ると、「あ、今これでひきつけようとしているな」と気づけて、冷静に選べるようになります。
身のまわりの同じしくみ
テレビのCM、動画の前に流れる広告、お店ののぼりやポスター、友だちの「これいいよ」という口コミ。どれも、ものと人を出会わせる、広告と同じはたらきを持っています。