どうして、こわいと感じるの?勇気って何?
まず、答え
こわいと感じるのは、脳が「あなたを守ろう」として、危ないかもしれないことに気づかせているからです。勇気とは、こわさをゼロにすることではありません。こわいと感じながらも、大切な一歩をふみ出すこと。だから、こわい人ほど、勇気を出せるのです。
どうして?
脳には、危険をすばやく見つけて知らせる、見はり役の部分があります。はじめてのことや、失敗するかもしれないことに出会うと、この見はり役が「気をつけて」と信号を出します。それが「こわい」「きんちょうする」という感じです。
これは、あなたを守るための、とても大事なはたらきです。でも、見はり役は少し心配しすぎることもあり、本当は安全なことにも反応します。だから、こわさ=本当の危険、とは限らないのです。
もう一歩
勇気を出すコツは、こわさと戦わないことです。「こわくない」と思いこもうとすると、かえって苦しくなります。「こわい。でも、やってみたい」と、両方の気持ちを認めるほうが、一歩をふみ出しやすくなります。
そして、一歩を小さくすること。いきなり大きく挑まず、「まず手をあげてみる」「まず1回だけ言ってみる」。小さな勇気を出せた経験は、脳に「やってみたら大丈夫だった」と記録され、次はもう少し大きな一歩が出せるようになります。勇気は、生まれつきの量ではなく、小さく使うほど育っていく力なのです。
へぇ、となる話
こわいことをさけ続けると、脳は「やっぱり危険なんだ」とおぼえて、こわさが強くなっていきます。反対に、少しずつ挑んで「大丈夫だった」を重ねると、こわさはやわらいでいきます。勇気は、使うほど育つ、というわけです。
身のまわりの同じしくみ
手をあげて発表する、はじめての子に話しかける、高いところからとびこむ、まちがいをみとめる。どれも、こわさを感じながら一歩を出すこと。それが、あなたの勇気です。