デザインって、なに?
まず、答え
デザインは、見た目をきれいにするだけのことではありません。だれかの「困った」「使いにくい」を見つけて、使いやすく・わかりやすく・気持ちよくする工夫が、デザインです。
どうして?
はさみが手にフィットする形、道路の標識がひと目でわかる色と形、リモコンのボタンの並び。これらはぜんぶ、使う人のことを考えて作られています。
見た目の美しさも、使いやすさの一部です。デザインとは、「人のための、問題解決」なのです。
もう一歩
デザインには、2つの面があります。ひとつは、はたらき(使いやすい・わかりやすい・安全)。もうひとつは、見た目(美しい・楽しい・らしさが伝わる)。よいデザインは、この2つがそろっています。かっこよくても使いにくければ、よいデザインとは言えませんし、その逆もそうです。
デザインは、絵やかざりだけでなく、もの・文字・アプリ・空間・しくみと、あらゆるものにあります。「だれのために、なにを解決するのか」を考えるのが、デザインの出発点です。「なんとなく」ではなく、「理由があって、こうなっている」のがデザインなのです。
へぇ、となる話
じつは、使いやすいものほど、デザインが目立ちません。すっと使えて「デザインされている」と気づかないのが、いちばんよいデザインだったりします。あなたが困らずにすんだこと自体が、だれかの工夫のおかげなのです。
身のまわりの同じしくみ
はさみやコップの形、標識やピクトグラム、リモコン、アプリの画面、駅の案内。どれにも、使う人を思った工夫がかくれています。