身のまわりには、どんなデザインがあるの?
まず、答え
毎日の暮らしは、たくさんのデザインに囲まれています。よく見ると、道具・標識・パッケージ・ドア・アプリまで、ぜんぶに「使う人のための工夫」がかくれています。
どうして?
あたりまえに使っているものほど、じつは工夫のかたまりです。ペットボトルのくびれ(持ちやすい)、信号の色(世界のどこでもわかる)、横断歩道の白い線、リモコンのいちばん大きいボタン(電源)。
わたしたちは、気づかないうちに、たくさんのデザインに助けられているのです。
もう一歩
身のまわりのデザインを見つけるコツは、「なぜ、こうなっているんだろう?」と問うことです。形(なぜこの形? コップの取っ手、はさみの穴)。色(なぜこの色? 非常口の緑、止まれの赤)。並びや場所(なぜここに? エレベーターやスイッチの位置)。文字や絵(なぜこの大きさ・記号? ピクトグラム)。しくみ(なぜこの順番? 券売機の流れ)。
ひとつずつ「なんのため?」と考えると、作った人の思いやりが見えてきます。そして、「もっとこうしたら使いやすいのに」と気づいたら、それは、あなたがデザインを始めた瞬間です。使いにくいと感じたものをよくするのも、りっぱなデザインなのです。
へぇ、となる話
マンホールのふたが丸いのは、どの向きにしても穴に落ちないからです(四角いふたは、ななめにすると対角線が穴より短くなって、落ちてしまいます)。何気ないものにも、ちゃんと理由があります。身のまわりは、なぞときの宝庫なのです。
身のまわりの同じしくみ
ペットボトルのくびれ、信号や標識、リモコン、券売機、ピクトグラム、マンホールのふた。見つけようとすると、デザインはどこにでもあります。