もうけ(利益)って、なんのためにあるの?
まず、答え
もうけ(利益)とは、受け取ったお金から、かかった費用を引いて、手もとに残るお金のことです。もうけは、ただのぜいたくのためではなく、「その事業が、ちゃんと役に立てた印」であり、「次も続け、もっと役に立つための力」でもあります。
どうして?
事業には、お金がかかります。材料を買う、はたらく人に給料をはらう、お店を借りる。売り上げから、これらの費用を全部はらって、まだ残ったお金が、もうけです。
もうけが出るということは、かかった費用より大きな価値を、お客さんに届けられた、ということ。だからもうけは、「その事業が、世の中に役立てているかどうか」を教えてくれる、大切な合図なのです。もうけがずっと出ないと、その事業は続けられなくなります。
もう一歩
もうけには、大事な役目があります。次の材料を買う、新しい機械を入れる、人を増やす、もっと良いものを研究する。これらは、もうけがあるからできることです。つまり、もうけは、「もっと多くの人を、もっと助けるための燃料」なのです。
ただし、もうけを増やそうとするあまり、お客さんをだましたり、はたらく人を苦しめたりしては、本末転倒です。むりに費用をけずって品質を落とせば、いっときはもうかっても、やがてお客さんは離れます。長く愛される事業は、「まず、しっかり価値を生む。もうけは、その結果」と考えています。もうけは目的そのものではなく、価値を生み続けるための手段。この順番を忘れないことが、良い事業のひけつです。
へぇ、となる話
同じくらいの売り上げでも、もうけが大きい会社と小さい会社があります。むだをなくす工夫がじょうずだったり、人にできない価値を生んでいたりするからです。もうけの大きさは、「どれだけ上手に、大きな価値を生めているか」を映す鏡でもあるのです。
身のまわりの同じしくみ
おこづかいから使った分を引いて残るお金。バザーで、材料費を引いて手もとに残ったお金。どれも、入ってきたお金から費用を引いて残る、もうけと同じしくみです。