どうして、人は事業(ビジネス)をやるの?
まず、答え
人が事業をやるのは、だれかの困りごとを解決して、価値を生み出すためです。その価値のお礼としてお金を受け取り、そのお金でまた次の困りごとを解決する。「役に立つ」と「続けられる」をぐるぐる回すしくみ、それが事業です。
どうして?
世の中には、困りごとやねがいがあふれています。おいしいものが食べたい、遠くへ行きたい、こわれたものを直したい。だれかがそれにこたえると、助かった人がお礼をはらいます。
もし、ただのボランティアだけだと、その人の生活が続きません。でも、価値を生んでお金を受け取れば、材料を買い、人をやとい、もっと多くの人を助けられます。事業とは、「人の役に立つこと」を、ずっと続けられる形にしたものなのです。
もう一歩
事業を始める理由は、人それぞれです。「この困りごとを、なんとかしたい」という思い。「こんなものがあったら、みんな喜ぶはず」というアイデア。自分や家族の生活を支えるため。世の中をこう変えたい、という願い。
でも、うまくいく事業には、共通点があります。それは、「もうけたい」より先に、「だれの、どんな困りごとを解決するか」がはっきりしていること。お客さんは、その人がもうけたいからではなく、自分の困りごとが解決するからお金をはらいます。だから、価値が先、お金はあと。この順番を大切にする事業ほど、長く愛されます。あなたが「これがあったらいいのに」と思うことも、じつは事業のたねなのです。
へぇ、となる話
世の中の会社の多くは、たった一人の「これを解決したい」という思いから始まっています。近所の困りごとを助けるうちに、それが仕事になり、会社になった。大きな会社も、はじまりは、だれかの小さな「なんとかしたい」だったのです。
身のまわりの同じしくみ
お店、宅配、修理屋さん、習いごとの先生、アプリを作る会社。どれも、だれかの困りごとを解決して価値を生み、それを続けている、同じしくみです。